Biko Pegasus

ビコーペガサス
鹿毛 牡 1991年2月8日生
父 Danzig 母 Condessa 母父 Condorcet
競走成績 27戦4勝
1994年 京成杯 (GV) 1着 
1995年 セントウルステークス(GV) 1着
 中長距離のイマイチくんは多かれど短距離路線ではあまり話題にならない。ビコーペガサスはGT銀メダル3回…まだ整備されきっていたとは言えない短距離路線の中で堅実な走りを長きに渡り見せてきた名脇役だった。女傑ヒシアマゾンを破り無傷の3連勝を飾った京成杯が印象的。同斤量とはいえ0.3秒差の完勝だった。馬体が420kg台と小さすぎたのがこの馬の悲劇か…馬群を割って来れるだけの馬体さえあればもっと勝ち星が量産されたはずだ。
 ビコーペガサスは2006年11月にローリングエッグスクラブステーブルに移動した。正式発表ではないがここは引退馬が余生を過ごす施設であるためこのまま種牡馬引退となりそうだ。毎年1〜2頭程度の種付けを行っている程度で種牡馬継続するくらいならもう余生をノンビリ過ごさせてやりたいという馬主の意向が働いての引退らしい。いい馬主には恵まれたじゃないか、ペガサスよ。繁殖に上がってすぐの故障で種牡馬生活でも恵まれなかったペガサスの余生…せめて最後くらい幸せであれ。
現況(2010/9現在):BTC助成対象功労馬(新ひだか町・Rolling eggs club)

2006/10/26

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