Calstone Light O

カルストンライトオ
黒鹿毛 牡 1998年5月3日生
父 ウォーニング 母 オオシマルチア 母父 クリスタルグリッターズ
競走成績 35戦9勝
2002年 アイビスサマーダッシュ(GV) 1着
2004年 アイビスサマーダッシュ(GV) 1着
2004年 スプリンターズS(GT) 1着
 夏のローカル競馬に一つの名物レースが誕生したのは2001年。1km(こう言った方が凄く感じる)に及ぶ日本初の直線レースコースを売りにした新生・新潟競馬場に新設されたアイビスサマーダッシュ。この特殊なGVレースの顔と言っていい存在がカルストンライトオである。休養中だった第3回を除いて第5回までに4回出走し2勝3着1回4着1回と十八番にしていた。重賞はなかなか勝てずにいたが、いぶし銀・大西騎手とコンビを結成したのは第2回のこのレース。53.7秒のレコードタイムも驚きだが、レースの中間でハロン9.6秒をマークしたのが忘れられない。2004年のこのレースでも勝利した後、スプリンターズSを圧勝し待望のGTをモノにする。このレースの当日は丁度北海道で馬産地巡りをしており、翌日浦河に宿泊したのだがに浦河の大島牧場産のライトオGT勝ちを祝うムードに溢れ、馬産地が競馬に寄せる思いを体感したものである。管理人はこの馬券を三連単・三連複とモノにし、貧乏旅行返上で浦河の寿司屋に繰り出したが、その寿司屋が前日ライトオの祝賀会場まで寿司を握りに行ったと聞いて二度ビックリだったのも良い思い出だ。
 ライトオも貴重なウォーニング=マンノウォー系の血を継ぐものとして繁殖入りを果たした。だが1歳下のサニングデールと似たタイプだけに生き残りを賭けた種牡馬生活になりそうだ。管理人は馬券で世話になったエコ贔屓ではないが、それ以上に新潟で見せた1ハロン9.6秒の夢を産駒に託したいという意味で若干ライトオに肩入れする気持ちが強い。
現況(2010/11現在):種牡馬(安平町・橋本牧場)

2006/10/26

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