Eishin Washington

エイシンワシントン
鹿毛 牡 1991年5月5日生
父 オジジアン 母 Shamaritan 母父 Sham
競走成績 25戦8勝
1994年 セントウルステークス (GV) 1着
1996年 CBC賞 (GU) 1着
 ワシントンは桜の木を折って大統領に上りつめましたが(?)エイシンワシントンは3度に渡り脚の骨を折っても頂点に上りつめることは出来なかった…というくらい骨折が多かった馬。スピード能力が有り過ぎた故のものであろうが、一回骨折回数が少なければGTに手が届いていたのではないだろうか?特にこの馬のラスト3戦。15番人気で3着激走のマイルCS、フラワーパークを寄せ付けずにレコード勝ちしたCBC賞。そして同じくフラワーパークとの競り合いで長い長い写真判定の末、僅か1cmに泣いたスプリンターズS。この記憶が鮮烈。
 プラス個人的にはその年の3月に行われたマイラーズカップ=管理人初の仁川観戦も記憶に残る。実は土曜日に行われるチューリップ賞(ビワハイジ、エアグルーヴなどが出走)と二世新人・福永祐一デビューを期待して行ったのですが、祐一が中京でデビューになりやがったので土曜の予定を急遽住之江競艇と難波のウインズとし、生観戦は翌日のマイラーズカップに切り替えたという懐かしい思い出があります。結局この日のこの馬もハナ、クビの3着。2着だったら旅費が全部出たのだが(笑)
 実はこの馬例のスプリンターズステークス後に4度目の骨折をして、安楽死になりかけている。関係者の粘りとこの馬の精神力で何とか回復し種牡馬入りを果たしたのであった。数に恵まれてはいないがその精神力とスピードにかかる期待は小さくない。(2006/10/26)
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 2009年10月で種牡馬を引退。鹿児島県のホーストラストに移動し、功労馬として余生を送ることになった。ホーストラストについては2007年にテレビで特集が組まれたこともありその手法が注目されている馬の養老施設です。拙文になりますが過去にブログでも取り上げていますのでこちらからご一読いただければ幸いです。
現況(2010/9現在):BTC助成対象功労馬(鹿児島・ホーストラスト)

2010/9/12

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