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Fusaichi Concorde
| フサイチコンコルド |
| 鹿毛 牡 1993年2月11日生 |
| 父 Caerleon 母 バレークイーン 母父 Sadler’s Wells |
| 競走成績 5戦3勝 |
| 1996年 日本ダービー （ＧI） 1着 |
| シンデレラボーイという言葉がピッタリなのは日本版ラムタラと称されたフサイチコンコルドである。3戦目にしてダービーをもぎ取って行ったその音速の貴公子は僅か5戦でターフを去って行った。 もともと大物の評判は高かったが、レースで千切ったこともなく、関東にも馴染みが薄かったため管理人はこの馬と皐月賞を回避したもののダービーで人気を集めることは間違いない前年オークス馬の弟・ダンスインザダークがダービートライアル・プリンシパルSへ出走すると聞きつけ、その前哨戦を生で見るために東京競馬場までわざわざ赴いたのに何と熱発で回避…賞金面でボーダーが低かったこの年は優先出走権を得ずともオープン勝ちがあったコンコルドのダービー出走は適ったものの「熱発明けは消し」という馬券格言があったためか、人気薄での出走となる。そして大一番では先に抜け出した大本命ダンスインザダークに襲い掛かると並ぶ間もなく切り捨てていった。まさに戦慄が走る音速馬…秋の2戦はこの馬にとってはおまけのようなものである。 繁殖に上がってからもGⅡ勝利記録を打ち立てたバランスオブゲーム、ダート交流でGⅠ3勝のブルーコンコルドなどを輩出し、毎年100頭前後の種付け頭数を確保し順風満帆のようである。 |
| 現況（2010/9現在）：種牡馬（沙流・ブリーダーズスタリオンステーション） |
2006/10/17
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