Hidaka Hayato

ヒダカハヤト
栗毛 牡 1987年4月29日生
父 キヨヒダカ 母 キヨシキブ 母父 トランスアランティック
競走成績 25戦6勝
1990年 カブトヤマ記念 (GV) 1着
1994年 日刊スポーツ賞金杯 (GV) 1着
1994年 カブトヤマ記念 (GV) 1着
 レコードタイム古今東西。レコードタイムは競馬場が改修されたりするとリセットされますので昭和末期〜平成の競馬ブームで潤ったJRAが次々競馬場改修作業を行っている現在、古い記録はとても貴重なものです。とはいえ自分が馬券を買い始めた時から不変のレコードタイムは決して少なくない。JRAのホームページを調べてみても昭和XX年なんて記録もあります。しかしよくよく眺めてみると古い記録の多くは汎用コースではないもの、現在は使われない距離などで占められています。逆に汎用コースでのレコードは新聞の馬柱にもレース毎記載されているわけで開催中は常に目にすることになります。馬柱でしょっちゅう目にするにも関わらず不変のレコード…これぞまさにスーパーレコードなのかもしれませんね。そんなThe Recordといってもいい記録、それは中山ダ1800mではないでしょうか?このレコードは昭和58年1月6日、剛腕・郷原を背に1.48.5で駆け抜けたキヨヒダカが樹立したものです。グレード制前の安田記念を制した快速馬ですが、繁殖に上がってからは数える程の産駒しか残していません。
 
そんなキヨヒダカが残した代表産駒がヒダカハヤトです。4歳と8歳(いずれも旧表記)、何と1463日間隔で2回制したカブトヤマ記念も印象的ですが、管理人の印象に残るのは大塚栄三郎とのいぶし銀コンビで制した94年の金杯での方です。人気薄でノーマークの逃げが嵌ったと見られる方も少なくないでしょうが、この距離でスプリント戦を除けばキャリアハイとなる上がりを記録したということからも中間息を抜ける流れを作り出し持ち味のスピードを活かしきった人馬ともベストレースといっていい内容だったのではないでしょうか?
 繁殖生活では父同様決して成功したとはいえず2000年で種牡馬を引退しました。現在は森の奥?と勘違いするような場所にある野生的かつ広い放牧場を与えられて余生を謳歌しています。
現況(2010/9現在):BTC助成対象功労馬(新ひだか町・キヨミネ牧場)

2010/9/5

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