Haiseiko

ハイセイコー
鹿毛 牡 1970年3月6日生
父 チャイナロック  母 ハイユウ  母父 カリム
競走成績 22戦13勝
1973年 弥生賞 1着
1973年 スプリングステークス 1着
1973年 皐月賞 1着
1973年 NHK杯 1着
1974年 中山記念 1着
1974年 宝塚記念 1着
1974年 高松宮杯 1着
 地方の野武士という呼び名もあれば、アイドルホースというチャラチャラした愛称もあったり、その実、怪物と呼ばれ方もする誰もが知っているハイセイコー。ある意味競馬を初めて意識したのはバリバリのハナタレ小僧時代とはいえこの馬だったんだろうね…
 地方大井競馬で6戦6勝、中央に移籍し弥生賞からNHK杯まで皐月賞を含み4連勝。ダービーでは当時最高の66%の支持率。しかしこのレースで初黒星…日本中が落胆したことを伝える当時のニュースが記憶にある(管理人も相当な年齢である…)。その後大レースを勝利したのは宝塚記念のみ…こう聞くと前述のニックネームの中で最も適するものがひ弱さを意識させるアイドルホースとなりそうであるが、適性距離である中距離2200m以下のレースだけで見れば連対率100%…やはり並みの馬ではない。先日見た中山記念などは怪物以外の何物でもない圧勝であった。
 繁殖でも自身の無念を晴らすかの如くダービー&天皇賞を制したカツラノハイセイコ、中央を目指したために置き去りにしてきた南関東クラシックタイトルはキングハイセイコー、アウトランセイコーがそれぞれ二冠を制している。他にもハクタイセイ、サンドピアリスを輩出するなど、数で見ても1000頭斬りを達成している。競走成績、繁殖成績とも日本競馬史に残る輝かしい一頭である。
 2000年5月4日、ハイセイコーの死を報じるニュースが日本中を駆け回った…デビューの地大井競馬場とJRA初タイトルなど十八番にしていた中山競馬場にそれぞれこの馬の銅像が立てられた。これは大井競馬場のもの。
また大井競馬場にはハイセイコー記念という冠レースが行われ、開催日はまさにハイセイコーデーとなる。
現況:2000年5月4日・30歳没(旧31歳)

2007/1/31

inserted by FC2 system