Ibn Bey

イブンベイ
鹿毛 牡 1984年3月22日生
父 Mill Reef 母 Rosia Bay 母父 High Top
競走成績 29戦10勝
1987年 イタリア大賞(GT) 1着
1989年 オイロパ賞(GT) 1着
1990年 ベルリン銀行大賞(GT) 1着
1990年 アイリッシュセントレジャー(GT) 1着
 競走馬時代は生粋の欧州系ステイヤーとしてGTを4勝した。
 ジャパンカップには二度出走してきた。1990年の参戦は既にサウジアラビアの王族から日本人に売却された所謂顔見せ出走の引退レースであり中段侭の見せ場もない凡走だったが、その前年1989年は果敢な逃げで1800mのラップタイムにおいては当時のレコードを凌ぐタイムで走破。その逃げが結果として当時の世界レコードとなる2分22秒2の決着を呼んだ。勝ったホーリックスとオグリキャップがクローズアップされがちだが、この馬なくしてあの名勝負は成立しなかったはずです。この馬自身は1秒遅れの2分23秒2で6着。これも立派なタイムです。
 ビッグレッドファームで繁殖入りしたが欧州ステイヤーは日本の馬場には合わないはしりと言っても良い結果となり中央場所での重賞勝ち馬は1頭も出せずに終わった。種牡馬後年は小野瀬晃司牧場で過ごし2007年の種付けを終え種牡馬引退。第二の故郷ビッグレッドファームに戻り余生を過ごすことになっている。
現況(2010/9現在):功労馬(新冠・ビッグレッドファーム)

2010/9/12

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