Mejiro Dober
メジロドーベル |
鹿毛 牝 1994年5月6日生 |
父 メジロライアン 母 メジロビユーテイー 母父 パーソロン |
競走成績 21戦10勝 |
1996年 阪神3歳牝馬ステークス
(GT) 1着 1997年 オークス (GT) 1着 1997年 秋華賞 (GT) 1着 1997年 オールカマー (GU) 1着 1998年 府中牝馬ステークス (GV) 1着 1998年 エリザベス女王杯 (GT) 1着 1999年 エリザベス女王杯 (GT) 1着 |
4年連続でJRAの世代最高の牝馬に選ばれたように勝負ところでは決して負けることがなかった根性の牝馬・メジロドーベル。名は体を現す訳でもあるまいが牝馬の華やかさより猛々しささえ感じさせるような名もインパクトがあった。クラシックでもキョウエイマーチとの名勝負が記憶に残るが、何と言っても1998年のエリザベス女王杯における1つ歳上で前年の天皇賞馬でもあるエアグルーブ、一つ歳下のエリモエクセルとの三世代オークス馬頂上決戦で完勝したのが競走生活のメインイベントだった。競走成績についてそれ以上の解説は要るまい。 ドーベルはメジロ牧場に戻り洞爺と伊達で二度会った。洞爺では厩舎に入っているところをわざわざ出してくれてとても良い思い出になったのだが、2年後の伊達ではその思い出さえ消えてしまう思いであった。牧場が好意で見せてくれるのは理解しているつもりだが40分も待たせた挙句、「あそこにいるので勝手に見て下さい」と目と鼻の先にある放牧地を指差された…今迄に色々な牧場見学をさせてもらったがそんな横柄な牧場さんはどこにもなかったとだけは言っておく… 2年前にもメジロラモーヌを見学に行ったがやはり20分待たされすっかり辺りが暗くなってからの見学に…ラモーヌはその翌年にこの世を去っているだけにメジロ伊達には残念な思い出しかない…。洞爺でメジロを好きになり、伊達でメジロを嫌いになる…判定は伊達で受けたあまりの仕打ちの酷さが勝り、メジロ嫌いになったことも公言しておく。ファンを考えていたミヤお婆ちゃんが生きていたらここまで酷くなかったのではないか?洞爺に戻らない限り恐らくドーベルと会うことは生涯あるまい… |
現況(2010/9現在):繁殖牝馬(伊達・メジロ牧場伊達) |
2010/9/5