Mejiro Ramonu

メジロラモーヌ
青鹿毛 牝 1983年4月9日生
父 モガミ 母 メジロヒリュウ 母父 ネヴァービート
競走成績 12戦9勝
1985年 3歳牝馬ステークス(東) (GV) 1着
1986年 4歳牝馬特別(西)  (GU) 1着
1986年 桜花賞 (GT) 1着
1986年 4歳牝馬特別(東) (GU) 1着
1986年 オークス (GT) 1着
1986年 ローズステークス (GU) 1着
1986年 エリザベス女王杯 (GT) 1着
 アルプスのラモーヌ峰(L'Amoneと書くようですが登録はRamonu)からその名を付けられた86年の4歳牝馬戦線完全制覇を果たしたメジロラモーヌ。シンボリ牧場とメジロ牧場が共同購入したモガミ産駒。前年シンボリがシリウスシンボリでダービー制覇を果たしたのに次ぐ快挙はモガミの繁殖価値を確固たるものとした。ラモーヌは当時の三冠である桜花賞、オークス、エリザベス女王杯のみならずそのトライアルも全て制した。惜しむらくはこの年限りで引退してしまったこと、そして唯一の古馬とのレースで引退レースとなった有馬記念において不利があったとはいえ9着敗退したことか…後に現れた牝馬三冠のスティルインラブが古馬になってからは散々な成績に終わったこともあり、実際にどちらが良かったのかは賛否両論分かれるところであろう。しかしこの馬の最大のライバルになるはずであったダイナアクトレスの古馬になってからの活躍を見る限りは見果てぬ夢かもしれないが、大きな幻想を抱いてみても笑われることはなかろう。 
 ラモーヌは4歳一杯での繁殖入りを果たし、シンボリルドルフとの10冠ベビーなど話題を呼ぶが結局走る仔を出せなかった…ピンボケでどうしようもない写真がたったの一枚だけ残っているラモーヌ。メジロ牧場伊達で散々待った挙句日が暮れてからようやくラモーヌのところに案内してもらって撮ったのがこの写真である。そしてラモーヌはこれから1年も経たないうちにこの世を去った…再度宣言!メジロ伊達には二度と行かない!2年続けて見学5分、待ち30分当たり前、向こうのスタッフは仕事であり忙しいことを割り引いても、口の聞き方すらマトモに知らないスタッフでは時間の無駄!言うに事欠いて「最近見学マナーが悪い」ってふるさと案内所のHPに書いてあったけど…その前にスタッフの社会的マナーを勉強させるべきです!ラモーヌという名馬の写真を見るたびにそんなことを思ってしまいます。(ちなみにメジロ洞爺は全くそんなことはありませんということは付け加えておきます。)
現況:2005年9月22日・22歳没

2006/10/26

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