Nehai Caesar

ネーハイシーザー
黒鹿毛 牡 1990年4月27日生
父 サクラトウコウ 母 ネーハイテスコ 母父 テスコボーイ
競走成績 23戦8勝
1993年 中日スポーツ4歳ステークス (GV) 1着
1994年 大阪杯 (GU) 1着
1994年 京阪杯 (GV) 1着
1994年 毎日王冠 (GU) 1着
1994年 天皇賞・秋 (GT) 1着
 平成5年クラシックのクラシックを賑わした三強に勝るとも劣らぬ実力馬を挙げよと言われれば後に天皇賞を制することになったサクラチトセオーとこの快速馬の2頭の名が挙がるのは間違いない。
 この馬の悲劇はマイルは微妙に短く、かといってクラシックディスタンスは明らかに長いという非常に狭い適性距離範囲、そしてその距離・1800m〜2000mにGTが少なかったことにありそうだ。関係者がこう嘆いていたとしてもおかしくないくらいこの距離では無類の強さを発揮し、1800mでは異なる競馬場で2回の日本レコード更新、2000mでも当時の阪神2000mレコードを2秒近くも更新し、さらに唯一のGT勝利を挙げている。このくらいの距離で快速自慢のマイラーを先に行かせ、余裕の番手追走で4角過ぎ先頭が最も強い勝ちパターンであった。 
 種牡馬としてはマルゼンスキーの直系として日高スタリオンステーションで繋養され、初年度からヒマラヤンブルーなどの活躍馬を出したが以降は尻すぼみで2004年に生まれ故郷に戻り悠々自適の余生を送っている。2006年にはウイニングチケットビワハヤヒデも種牡馬登録を抹消されこの世代の時代は幕を閉じたと言って過言ではない。
現況(2010/9現在):BTC助成対象功労馬(三石・中橋清牧場)

2006/10/15

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