Tokai Point

トウカイポイント
栗毛 騙 1996年5月18日生
トウカイテイオー 母 マッチポイント 母父 リアルシャダイ
競走成績 37戦7勝
2002年 中山記念 (GU) 1着
2002年 マイルチャンピオンシップ (GT) 1着
 シンボリルドルフ−トウカイテイオーと続いた栄光の血筋に生まれたGT馬。これでサイアーラインが生き残った…とはならなかった。なぜならばこの馬は騙馬だったからである…デビューも期待の内国産とは程遠くみちのくは盛岡がポイント、デビューの地であった。ここで一勝し中央へ。初戦は奇しくもシンボリインディの4着。以降そこそこ馬主孝行の走りを続けた。ターニングポイントは準オープンを格上挑戦で勝ち上がった一戦。ただし悪い意味で…距離2500mのレースだったこと、そしてトウカイテイオー×リアルシャダイの血統構成から長距離路線で一年以上ももたつくハメに…そうこうしている間に騙馬にされてしまった直後、クラス降格と距離短縮もあり連勝し重賞でも2着に。そして翌春にはまたまた人気薄での大爆走レコード勝利で中山記念をブッコ抜いた!そこからはまた低迷したが中山記念勝利があったおかげで出走が適ったマイルチャンピオンシップでまたも低評価を跳ね返す強襲劇を演じた。暮れの香港でも3着に健闘したが、騙馬故走ることでしか評価されないポイントは翌年も現役続行。しかしその初戦・思い出の中山記念で故障した。そのままターフに戻ることはなかった。
 ノーザンホースパークにおいて余生を過ごすポイントに特別な未来があるわけでもない。しかしながら七冠馬と四冠馬へ続いたサイアーラインが確かなものであったことを証明していく役割がある。もちろんここでも最大の人気者だ。繁殖に上がるばかりが全てではない。
現況(2010/9現在):乗馬(安平町・ノーザンホースパーク)

2006/10/26

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