Daitaku Helios

ダイタクヘリオス
黒鹿毛 牡 1987年4月10日生
父 ビゼンニシキ 母 ネヴァーイチバン 母父 ネヴァービート
競走成績 35戦10勝
1990年 クリスタルカップ (GV) 1着
1991年 マイラーズカップ (GU) 1着
1991年 高松宮杯 (GU) 1着
1991年 マイルチャンピオンシップ (GT) 1着
1992年 マイラーズカップ (GU) 1着
1992年 毎日王冠 (GU) 1着
1992年 マイルチャンピオンシップ (GT) 1着
 言葉は悪いがキチガイ馬と呼ばれる馬の代表的存在。走る時が読めないことでは天下一品。人気で飛んで、人気薄で爆走が当たり前…馬券ファン泣かせの存在であった。まあ結果的に重賞を7つ、レコード勝ち3回の馬を人気薄にする方が悪いのかもしれないが…父ビゼンニシキはシンボリルドルフと同年で岡部を巡っての因縁がありながら実際には一度も先着出来なかった。業は伝わるわけでもなかろうが、代表産駒通しの対戦となるトウカイテイオーとの直接対戦でもヘリオスが先着することはなかった。テイオーの場合大敗2回があるが、ヘリオスはご丁寧にもテイオーの次着と…やはり業? 
 業を意識させられるのは繁殖に上がってからも変わらなかった。産駒ダイタクヤマトが単勝27000円超の支持(といえるかどうか…)でスプリンターステークス制覇…人泣かせの馬である…(2007/1/3)
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 2008年9月に種牡馬を引退しのんびりと余生を過ごすはずだったヘリオスだがそれから僅か3ヶ月で天に召されていった…狂気のランナーは役割を終えたことを知って前年にこの世を去った最高のライバル・ダイイチルビーを追いかけていったのだろうか…業に生きたヘリオスだからそんな話を作ってしまうのもまた一興…
現況:2008年12月12日・21歳没

2010/9/12

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