Stage Champ

ステージチャンプ
黒鹿毛 牡 1990年5月17日生
父 リアルシャダイ 母 ダイナアクトレス 母父 ノーザンテースト
競走成績 32戦4勝
1994年 日経賞 (GU) 1着
1995年 ステイヤーズS (GV) 1着
 1993年のクラシックを賑わせた平成新3強=ナリタタイシンウイニングチケットビワハヤヒデは前2頭がリヴリア、トニービンといった新種牡馬の仔であったこと、そしてビワは持ち込み(パシフィカス購入のオマケという表現が正確だったはず)であったためデビュー前にそれほど騒がれていた存在ではなかった。むしろこの年、ファンが自分で馬を持った気になって遊ぶオーナーごっこ、というと怒られそうだが、いわゆるPOGで一番人気になっていたのは恐らくこの馬ではないだろうか?母は大女優と言っても良かろうダイナアクトレス。可愛そうなことにクラシックは牝馬三冠のメジロラモーヌに阻まれーの、その後はライバル・ニッポーテイオーが出ーの、終いにはオグリキャップ、タマモクロスが居ーの、オマケに折角勝利したスプリンターズSは当時まだGUの格付けでしかねーの…大女優、オスカーに手が届かずといったところだったか…そのアクトレスの初仔で当時の御大ノーザンテーストに追いつけ追い越せの勢いだったリアルシャダイを付けられ舞台の王者と名付けられたこの馬がデビュー前に騒がれない訳がなかった。
 ところがこの2代目は名演技どころか迷演技の連発といった方が良いのだろうか、とにかくじれったいじゃ済まないジリ脚…んー、船越英一郎って感じですかね…この船越英…もといチャンプ最大の迷演は1995年の天皇賞・春。こいつが悪い訳じゃないけど2着だというのにヤネ・エビショーが大ボケのガッツポーズをかます…的場=ライスシャワーは俺が勝ったはずだけど、あれだけエビショーが大騒ぎしているのでおかしいなと思いながら、ウイニングランを自粛したとか…後に同期ユタカもスペシャルウイークでやらかしてるが、相手はやはり的場=グラスワンダー…「ワシが勝ったんじゃ!」とアピールしない的場も悪いのか???
 と言うわけであまり競走馬時代に見せ場がなかったもののチャンプは北海道に戻る。ここでもドタバタがあり種牡馬になるか、乗馬になるかが決まらず、とりあえず仮の住まいであったはずのノーザンホースパークに結局居ついてしまった…
 その後どうしてもチャンプを欲しいをいう秋田県在住の個人が現れ、現在チャンプはその方のおうちで馬術競技馬としての人生を歩んで元気にしているとのことです。競技時にはサスペンステイオーという名前になってるかもしれませんが…
現況(2010/9現在):乗馬(秋田・個人所有)

2006/10/26

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